値段ってどう決まるの?子どもたちとゲームを通じて考えてみた
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「今の社会を支える大人と20年後の社会を支える子どもが共に学び成長する場」作りを目指して、毎月1回親子で集まる企画をしています。
今回は今年の4つのテーマのうちの1つ「お金・経済」をテーマに、値段がどう決まるのかを子どもたちと一緒に考えてみました。
売買ゲーム:いくらで売る?いくらで買う?
まず簡単なゲームをしてみました。
参加者を2つのチームにわけて、1チームは買う、1チームは売るチームにします。
売買の対象になるお題、物に対して、売るチームはいくらで売るか、買うチームはいくらで買うか、を付箋に書き、売買マッチングできた組が何組できたか、そしていくら売れたか、を競うゲーム。
今回は小学校1年生~6年生まで参加者がいて、特に低学年の子が着いていけるかどうか不安だったのですが、練習でやってみたらすぐにわかったみたい。
1りんご:135円
2アボカド:90円
3レモン2つ:358円
4トマト1袋:358円
売る側と買う側と交代しながら4セットやってみましたが、いい勝負になりました。
ただ、子どもたち果物の値ごろ感がわからなかったよう(笑)
800円のりんご、10円のレモンなどの珍回答も出てきましたが(汗)、売りたい価格と買いたい価格が釣り合わないと売買が成立しない、という仕組み自体は理解できたようです。
4回もやると飽きるかなーと思ってたのですが、もっとやりたいと声があがっていたほど。
今回は簡単にするためにコストを考えず売上だけでゲームをしたのですが、利益でやってみるとか、実際の市場価格に近いかどうかを照らし合わせてみて点数に加えるといった工夫をしてみると、もっと面白いものになるかもしれません。
ここは改善の余地あり。
なぜ安いレモンと高いレモンがあると思う?
こんな問いかけをしてみたらいくつか意見があがりました
・傷があったから安かった
・賞味期限が近かったから
・出来が悪かったから
高いレモンは国産、安いレモンは外国産だよ!と情報を出すと
・アメリカだと沢山取れるから
・アメリカだと日光が当たりすぎて品質が悪いから
といった意見が出てきました。なるほどねー!
りんごを高く売る工夫を考えてみよう
次に、りんごを高く売る工夫をチームで考えてみました。
・味を変える
・付加価値をつける
・新鮮を売り物にする
・売り方を工夫する
・加工する
・売る場所を変える!
などなど。
これは面白いなーと思ったのが
月でりんごを育てて売る!
なるほど、そんなりんごがあったら話題になりそうですね。育てる場所を変える、しかも宇宙で!という発想が出てきたのが面白かったです。
最後は想定外の展開に・・・
実は今回はメルカリやヤフオクに出品してみて売ってみよう!という企画でした。
事前に売るものを探して持ってきてもらい、何をいくらで売りたいか、いくらで売れそうかを話し合ってもらいました。
写真に撮ってさあ出品!
とその横で・・・
その場で売買発生(笑)!!
フリーマーケットが展開されました。これは想定外・・・
うちの子(小学校3年生)は昔見ていたEテレのDVDを持ってきていたのですが、その場で売買成立。
さらに、持っていたキャラメルをばらして1粒10円で売り始める。おいっっ
売っていたのは私の実家の広島に行った時に買っていた広島限定キャラメル。
限定品だよ~~~と上手くアピールしてましたよ・・・
購入いただいたみなさん、ありがとうございました。
120円売れた!!と誇らしげでした(笑)
どうやったら高く売れるか、について子どもたちから色々な意見が出てきたこと
売ってみよう、と自然発生的にフリーマーケットが展開されたこと
が今回の収穫でした。