「トキ」の現状を調べてみる

息子と「絶滅危惧種」について話すきっかけがあったので、絶滅種といえばトキ!そういえば今どうなってるの???

で調べてみました。

18世紀・19世紀前半まではごくありふれた鳥であった。日本では東北地方や日本海側に多く、太平洋側や九州ではあまり見られなかったようである。

しかし、いずれの国でも乱獲や開発によって19世紀から20世紀にかけて激減し、朝鮮半島では1978年板門店、ロシアでは1981年のウスリー川を最後に観察されておらず、日本では2003年に最後の日本産トキ「キン」が死亡したことにより、生き残っているのは中国産の子孫のみとなった。

野生では中華人民共和国(陝西省など)に997羽(2010年12月現在)[6] が生息しているほか、日本佐渡島において2008年秋から2012年秋までに人工繁殖のトキ計107羽が放鳥されている。飼育下では中国に620羽(2010年12月現在)[6]、日本に211羽(2013年8月現在)、韓国に13羽(2011年7月現在)がおり人工繁殖が進められている。

私が小学生時代(35年くらい前・・・)は最後の5羽が残っていたころだったんですね。

最後の日本産トキのキンちゃん・・・
中国産の子孫を残して、遺伝子残したんだなあ。

もう放鳥もされていて、飼育下では増えていってるんですね。

Wikipediaに、一羽ずつ名前が付けられて消息が書かれているのを見て何とも言えない気持ちに。

何とか絶滅を防ごうと尽力したであろう多数の人の努力と、ここまでになるまでにしちゃったのも人間なんだよな~という、複雑な思いでした。

息子にトキって知ってる?と聞くと、これのことを言ってましたけどね(笑)

なるほど。。。子どもが好きなものに名前つけると覚えるのね。